当院では、コンタクトレンズおよびメガネの処方を行っています。
度数があっていないと眼精疲労を起こし、頭痛や肩こりなど全身に症状が出る場合もありますので、適切なレンズ度数の決定が重要です。
- 初めてコンタクトレンズをお使いになる方は、診察、レンズの取り扱いに関しての説明、レンズ装着の練習などに時間を要しますので、診療終了時間の1時間前までにご来院ください
- メガネの処方は月曜午後、水曜午後、土曜午前に行っております。
- 当院のメガネ処方の時間帯には「小池メガネ」が出張しておりますので、メガネの調整などご希望の方はご相談ください。
- 普段お使いのメガネがある方は、度数を確認いたしますので、当日ご持参ください。
コンタクトレンズについて
コンタクトレンズは、人体に与えるリスクが高い高度管理医療機器に分類されており、洗浄法や装用時間、使用期間などを厳守することが大切です。また違和感を覚えなくても、不適切な装用時間やレンズのキズ、汚れなどが原因で、目の疾病を引き起こしている場合があります。異常を感じていなくても定期検査を行い、目の状態によっては装用時間やレンズの種類などを見直すことも必要になります。
- 当院では指定の「ビューコンタクト」で購入していただき、処方後の適正な管理を行っております。(コンタクトレンズ処方箋のみの発行は行っておりません。)
初めてのコンタクトレンズ処方の流れ
コンタクトレンズの使用が可能と判断しましたら、コンタクトレンズの処方を行います。
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①コンタクトレンズの種類を選びます。
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②レンズを装用した状態で診察を行い、目にあっているかどうか確認します。
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③レンズを入れて視力検査を行い、見え方を確認して度数を決定します。
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④初めての方は、レンズのつけ方、外し方を練習していただきます。
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⑤使い捨てや定期交換レンズの場合、お試し用のレンズをお渡ししますので、数日間使用していただき、次回の検査で問題が無ければレンズの発注を行います。
- コンタクトレンズのお渡しは、発注のため翌日以降になりますのでご了承ください。(レンズの種類によっては日数がかかる場合があります)
コンタクトレンズの種類
ソフトコンタクトレンズ
サイズは黒目よりも大きく、水分を含む柔らかい素材でできています。装用の際の違和感は少なく、初めてでも慣れやすいですが、目に障害が起きた時に気づきにくいというデメリットもあります。また、ずれにくいためスポーツを楽しむ方にも向いています。長期使用レンズ、2週間毎などの定期交換レンズ、1日使い捨てレンズなどの種類があります。1日使い捨てレンズ以外は、毎日のレンズケアが必須です。
ハードコンタクトレンズ
サイズは黒目より一回り小さいですが、硬い素材なので最初は違和感を覚え、慣れるまでに少し時間がかかります。一方、耐久性が高く、毎日のケアを適切に行えば、長期間、比較的安全に使用できるというメリットがあります。
メガネの処方
メガネは処方箋なしでもメガネ店で作ることができますが、視力低下の原因が単なる近視、遠視や乱視ではない場合もあり、医師の診察を受けることをお勧めします。特に、中学生以下の年齢では調節痙攣(仮性近視)の可能性も多くあり、医師による診断が必須です。また、急に視力が落ちた場合や、お子様が見えづらそうな時は、他に病気がないかどうか、できるだけ早く検査をお受けください。
眼科で処方したメガネの処方箋は、基本的にどこのメガネ店でも受け付けてもらえます。フレームを決める際には、耳や鼻に違和感や痛みがないか、レンズがきちんと正常な位置で保たれるかなどを確認し、調整してもらいましょう。