白内障について
レンズの役割りを果たす水晶体が白く濁ることで、ものが見えにくくなる病気です。原因として最も多いのが加齢で、その他ステロイド剤の副作用、外傷、アトピーなどがあります。
軽症の場合は、進行を遅らせる点眼薬などで経過観察を行います。
日常生活に不自由がある場合には水晶体を取り除いて、人工の水晶体(眼内レンズ)を入れる手術を行います。
最近は眼内レンズにも様々なタイプのものがあり、入れた眼内レンズによって手術後の見え方に大きな違いが出ることもあります。白内障手術を受ける際は、ご自分の日常生活などを十分考慮にいれて眼内レンズを選ぶ必要があります。
当院では白内障手術を行っておりませんので、手術が必要と判断された場合は、ご本人のご希望を良くお聞きしたうえで、それに適した連携医療機関をご紹介いたします。
このような症状の方はご来院ください
- 人の顔や物が白く霞んでみえる
- 日差しが以前より眩しい
- 物が二重三重に見える
- 老眼鏡をかけても小さな文字が見えにくい
- 眼鏡の度が急に合わなくなった
- 夜間の運転で対向車のライト、街灯の光、信号などがまぶしくて見えづらい
- 暗いところで物が見えづらくなった
- 眼鏡やコンタクトの度数を変えても視力が改善しない など